【ソーラー蓄電器】バッテリー交換だけでまた使えるかも!

雑記

先日、実家で使っていたソーラー蓄電器が故障してしまいました。こちらです。

家庭用太陽光発電・蓄電装置

おうちソーラー かぶちゃんのおてんとうさん KBE1220

 

実はこの機種、ケフィアグループに属する「かぶちゃん農園株式会社」によって販売されたものです。

つまり、故障してもサポートセンターがもうありません。(ケフィアグループについての顛末は記載しません)

まずは故障個所を特定する

電気機器の修理に携わっていた経験があるので腕の見せ所です。

・・・などと言ってみましたが、ソーラー蓄電器の構成は単純なのでそれほど難しくはありません。

症状としては、

①日光に曝しても50%を超えて充電されない。

②「CHARGE」ランプが消えると、蓄電量が25%の赤LEDになってしまう。

③電源アダプタを使用しても充電がされない。(すぐに充電が終わる)

バッテリーの不具合です。本当にありがとうございました。

部品の確認



バッテリーの仕様確認も必要なので中を確認してみましょう。

ねじはこの2か所と反対側の2か所の計4か所です。

パネルを割らないように注意してはずしましょう。

中はこのようになっています。構成としては、

左上:照明LEDユニット

右上:蓄電量表示ユニット

左下:バッテリー

右下:DC/ACインバーター(AC100V出力用)

4つのユニットから構成されています。


※ここからの作業は感電の恐れがあります。電気屋さんかバッテリー交換の経験がある方にお願いしてください。

産業用のシールドバッテリーのようなので、型番と仕様を確認しました。

メーカー:LONG(ロング)

型番:WP50-12NE

定格:12V 50Ah

まったく同じものが製造されていたので購入しました。

amazonにもあったのでリンクを貼っておきます。

もし製造終了だった場合は、仕様と寸法を見ながら選定する必要がありましたので楽でよかったです。

部品の交換

注文した部品が届いたので早速交換します。

残念ながら交換中の写真は撮っていませんでした。

バッテリー交換の注意点

車のバッテリーを交換している人にとっては当たり前のことかもしれませんが、バッテリー交換の注意点について記載しています。
※作業時は念のため絶縁手袋を装着し、時計などの金属製品ははずしましょう。
※外した端子がわからなくならないようにしましょう。

バッテリーの取り外し

① ⊖端子をはずす。(ショート防止のため)
② ⊕端子をはずす。
③ バッテリーをはずす。

※ドライバーの先端はショートさせてしまいやすいため特に注意しましょう。

バッテリーの取り付け

① バッテリーを設置する。
② ⊕端子を取り付ける。(ショート防止のため)
③ ⊖端子を取り付ける。

完成

バッテリーを交換してパネルを元通りに取り付ければ作業は完了です。

外付けアダプタで充電し、問題なく動作することが確認できたら修理完了です。お疲れさまでした。

実質的にバッテリーの交換だけで終わりましたので簡単でよかったです。

何かの参考にしていただければ幸いですが、作業の際はくれぐれも注意して行ってください。

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